2010年9月21日火曜日

【シンガポール】伊藤忠、都心ビルをテマセク系に売却

 シンガポール企業による日本国内の不動産物件への投資が加速している。伊藤忠商事はこのほど、子会社の伊藤忠都市開発と共同で開発した東京?江東区のオフィスビルを政府系不動産業者メイプルツリー?インベストメンツに売却したと発表。メイプルツリーは伊藤忠と提携関係を深めており、同社から初めてオフィスビルを取得する本契約を通じて、さらに優良な日 アトランティカ rmt
本物件の獲得に弾みをつけたい考えだ。

 取得物件名はIXINAL(イクシナル)門前仲町。伊藤忠商事の広報担当者は30日、NNAの取材に対し「当社開発のオフィスビルをメイプルツリーが買収するのは初めて。同社とは2005年から提携関係にあり、物流施設の共同投資ファンドも設立している。こうした関係が今回の契約へとつながった」と説明した。売却価 FF14 rmt
格については、契約上の規定により公表していないという。
 
 同物件は昨年9月に完工した。敷地面積は2,787.72平方メートル。地上5階建てで、事務所?店舗を主な用途としている。環境に配慮した作りになっており、複層ガラスによる高断熱?高遮熱を実現しているほか、自然換気装置の設置による自然エネルギーの利用、屋上緑化を実施。国土交通省主導で
設置した公式認証の建設環境総合性能評価システム(CASBEE)ではランクAを取得している。
 
 メイプルツリーのプア?コックキム最高経営責任者(CEO)は今回の買収について「江東区の物件は都内でも地価が低い上、都心、成田?羽田の両空港への交通の便も優れている。日本の優良企業が本社を構えるのに最も注目されている場所だ」と語った。
 

 メイプルツリーは政府系投資会社テマセク?ホールディングス全額出資子会社。05年には伊藤忠と物流施設の買収、使節開発、不動産ファンドの3分野で業務提携すると発表しており、昨年には提携関係を強化する覚書(MOU)を締結。合意に基づき今年1月、日本国内の物流施設の開発?保有を目的とした共同投資ファンドを設立した。
 
 このほか、工
業不動産を中核資産とする不動産投資信託(REIT)のメイプルツリー?ロジスティクス?トラスト(MLT)は昨年末、千葉県にある倉庫物件を6,800万Sドルで取得。日本の大企業に貸し出し、利回りがほかの日本の物件(4.5%)を上回る7.26%になると想定している。

引用元:三國志 専門サイト

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