2010年4月9日金曜日

PC Engine

PC Engineとは、1987年にNECホームエレクトロニクスが発売した家庭用ゲーム機。任天堂の「ファミリーコンピューター」が圧倒的なシェアを誇っていた時期に、グラフィックやサウンドがより高性能な次世代の家庭用ゲーム機として発表された。 PC Engineのゲームソフトは当初は「HuCARD」というICカード型のROMカートリッジで供給されていたが、後にPC Engine用の外付けCD-ROMドライブが発売された。この「CD-ROM2」(シーディーロムロムと読む)システムは世界初のCD-ROMを用いた家庭用ゲームシステムで、その構想の多くは先見性が高いものが多く、光ディスクの大容量データを活かしたゲーム、セーブデータの携帯、3人以上の複数人での同時プレイ、「リビングにPC相当のものを」という構想など、現在のプレイステーションなどの仕様?構想に近いものがある。 PC Engineは同時期に発売されたゲーム機の中ではサードパーティも比較的多く、「スーパーCD-ROM2」システムに至るまで多くのソフトが提供されたが、任天堂の新世代機「スーパーファミコン」の圧倒的なシェアを奪うことはできずに終わった。NECホームエレクトロニクスはその後も「PC-FX」など後継機を発売するも、激しいシェア獲得競争に敗れゲーム市場から撤退、会社自体も親会社のNECに吸収され消滅した。奇しくも、任天堂の新世代ゲーム機「Wii」の「バーチャルコンソール」機能の一部としてPC Engine用ソフトの提供が決定している。



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